iPhotoの機能もナカナカ。そしてNew iMacとして結実した路線の確かさ。それを,認識。
マックワールドエキスポ/サンフランシスコでの,アップル社CEOスティーブ・ジョブズの基調講演。ジョブズはデジタル・ハブがパソコンの未来だとして,デジタルカメラをつなげるiPhotoを発表。「iPhotoで我々のデジタル・ハブ・アプリケーション・スイートは完成する」。新iMacは,液晶ディスプレイ,G4プロセッサ,最上位機種にはスーパードライブを搭載。
講演中,何度も「イノベート(革新)」することも説き,その結晶としての新iMac登場となった。PowerMacなどプロ仕様との差は拡張性ぐらいで,その点が必要なければ,非常にお買い得な製品かも。これまでのiMacも下位モデルとして残るという噂もあったが,全面刷新。信じられないサイズに,G4チップからDVD-Rドライブ,ゲフォース2 MX,USBポートx3,ファイヤーワイヤーポートx2,40/60GBハードディスクを詰め込んでいる。マヂデスカ? ちょっと信じられないので分解フォトが早くみたい〜。
すべてはデジタル・ハブとしての完成型に近づけるためなのだろう。そのために,G4チップは有用だし,iDVDのためにスーパードライブは必須だった。よくよく考えれば,iPodなどいろいろ含めて,はっきりした路線の上に立った発表が続いているだけなのかも。iPhotoは,日本語言語も含まれているので英語サイトからダウンロードしても大丈夫。今使っているけど,とことん機能を絞って,でもiToolを利用して自動でHTML書き出し付きの画像公開ができたり,BGMの鳴るスライドショーとか,センスが絶品。いろいろと感動した基調講演でした(基調講演のキャプチャ画像など)。
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